REBEL MOONパート2

作品紹介

ノーブルは蘇生し、ヴェルトの村に穀物の用意を命じ、弩級艦で向かう。
コラ、タイタス、ガンナー、タラク、ネメシス、ミリウスの一行は村に戻る。
コラはガンナーに、王一家の暗殺の罪を着せられてお尋ね者になったことを語る。
タイタス将軍は村人を組織し防御を固めて弩級艦を待ち受け、ジミーがこれを見守る。
弩級艦がヴェルトに到着し、コラは村人の安全のために自らを差し出そうとするも、ガンナーが合図を出して村人と降下軍の戦闘が始まる。

監督ザック・スナイダー
脚本ザック・スナイダー/シェイ・ハッテン/カート・ジョンスタッド
制作デボラ・スナイダー・ザック・スナイダー/ウェズリー・コラー/エリック・ニューマン
出演ソフィア・ブテラ/ャーリー・ハナム/ジャイモン・フンスー/ミキール・ハースマン/ペ・ドゥナ

感想

こちらも通常版とディレクターズ・カット版の両方を観ました。
ディレクターズ・カット版はR18指定でより過激な部分があります。
パート1とパート2、どちらもディレクターズ・カット版は、通常版のサブタイトルも変わっております。

パート2では、コラと仲間たちが衛星ヴェルトに帰り、つかの間の勝利を祝うも、ノーブル提督が復活したことを知り、小麦の収穫を急ぎながら、タイタス将軍の指導の元、戦いに備えます。
地上では、以前は王の近衛兵だったロボのジミーも戦闘に加わり、仲間たちと村人たちで応戦。
コラとガンナーは、敵の戦艦「キングス・ゲイズ」に忍び込み、爆弾をしかけ、最後にはノーブルをやっつけるところまでが描かれてます。

監督のこだわりとして、実際の小麦畑を作り、実際にメインの役者も一緒に小麦を収穫したとのことですが、それが本当にそこまで必要だったのかは疑問が残るところ。
もちろん、最初は10週間後に食料を取りにくるという約束はあったのだけれど、コラとノーブルは既に直に戦っていて、復活した時点で皆殺しにするつもりなわけで、収穫した食料を家の周りに置けば攻撃できないだろうというのは、あまりにも理由が薄すぎる気が。

圧巻の戦闘シーンと映画のテーマ

出典:https://natalie.mu/eiga/gallery/news/569810/2298023

それでも、やっぱり戦闘シーンは圧巻。
頑張っても頑張ってもうじゃうじゃ出てくる敵の兵士たちと、戦車。
溶岩でできた弾丸が飛び交う中、死ぬべき人は一発でやられちゃうけど、生き残る人にはかすりもせず。
溶岩の弾ににあたったら、かすっただけで死んじゃうもんね。
ここでも、スローモーションが使われ、戦場をドラマチックな感じにしています。
そんな中、村人の盾になりながら戦っていたネメシスがやられてしまう。

パート1で集まった仲間たちのそれぞれの経緯もパート2では明らかになります。
ネメシスは、自分の子どもを殺され、その復讐でこの戦いに参加していたのです。
それぞれが、家族や部下を殺され、その敵討ちで戦いに参加。
結局は、みんなが愛する者のために戦っているってことですよね。

コラとガンナーは、敵の兵士に扮して敵の戦艦「キングス・ゲイズ」に忍び込み、動力源の「人」に爆弾を仕掛ける。
これはディレクターズ・カット版でしかみられないのですが、そのとき、その「人」はコラに「あなたを許す」という。

これは、かつてコラがイサ姫を撃つ前にも、イサ姫がコラに言った言葉。
そして、パート1のディレクターズ・カット版の最初の出だしで、アリスがノーブルに母や姉妹を救う代わりに、父親を殺せと命じられたとき、父親がアリスに言った言葉。
愛する者を救うための代償として命を奪うなら、私はあなたを許すということか。
それはさりげない感じだけれど、この映画の大きなテーマの一つかもしれない。

謎は謎のまま

出典:https://natalie.mu/eiga/gallery/news/569810/2298021

そして、このパート2でも、その「人」の詳細は語られない。
なにか理由があって、そこに繋がれることになったのだとは思うのだけど、その経緯と、この「人」は一体何者なのかが知りたくて仕方ない。けれど、わからないまま、爆破されてしまう(涙)

そして最後の決戦。
コラとノーブルの対決も見応えはありました。
爆破によって傾いた戦艦の中で、下に落ちながらも二人で戦っているスピード感。
戦闘機が一緒に次々と落ちていくさまも迫力があります。

パート2でもノーブルの残酷さは健在。
戦艦が爆破されるときに一人だけ逃れ、助けてくれとすがる片腕だった部下を躊躇なく殺してしまうし、最後にコラの首を締めているときの「俺を見ろ!」と叫ぶ狂気の顔。凄いです。。

結局、最後の最後でガンナーも死んでしまうのですが、わざわざ死ななくても良かった感も。死んじゃったら、もしパート3とかできても出演できないじゃないかっ!というのはワタシの個人的な意見です・・

というのも、パート3がありそうな伏線を残して終わるんです。
死んだと思ってたイサ姫が生きてるとか言って。
それに、ノーブルは死んだけど、またその上の悪の権化、コラの養父、バリサリウスがいるので、これを退治しないと平和はない。

けれど、制作費や配給やいろんな問題もありそうで、今のところはパート2で終わりな感じです。

いろんな謎はそれなりに解けていないけれど、ワタシ的には総じてよかった感。
あまり斜めに見ず、そのままを受け入れて観れば、面白い映画じゃないかなと思います。